チラシと常用デザインの芽生え

デザインの環境は1970年代から大きく変わりました。

けれど、この環境が変わったことに気がついていないディレクターやデザイナーはまだまだ多いといいます。旧態依然としてデザインの古い方法を固辞しているデザイン会社や広告代理店は倒産したり、縮小を余儀なくされています。もうかつての20世紀型の幻覚的デザインというのは通用しなくなったといいます。

デザインには、実質的な能力が問われるようになり、そういった新しい力を持ったデザイナーが求められているのです。

経済の枠組みが変わり、イメージだけの幻覚広告は効果を出すことができなくなりました。安くて品質も良くてというのが、求められており、それが簡単に手に入る現在は、見かけだけのかっこよさで商品を選ぶというスタイルではなくなっています。

デザインは、消費者にわかりやすく、読みやすいというデザインを追求するようになりました。消費者に正確なメッセージを届けることが大事となったのです。

デジタルの普及はこの動きを加速させました。

ネット通販が買い物の主流となってきて、通販のウェブページには、商品が正確に映っていることが大切になります。また、口コミが商品購入の大きな動機になっています。

これは常用デザインという消費者感覚に近いところに位置するもので、生活に密着したデザインでもあるといえるかと思います。グラフィックデザインの多くはアート化していて、消費者からは離れるばかり。

一方で、常用デザインは生活を活性化させています。

景気に活力を与えているのも常用デザインなのです。

21世紀をリードするのは常用デザインであり、本質的なデザインの時代が到来したともいえるのかもしれません。

       

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